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今後増えていく?職場付き不動産の可能性

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北海道で新しい不動産物件の形として『職場付き不動産』が登場し、話題を呼んでいます。
社会医療法人社団『カレスサッポロ』では、ドラッグストアなどを運営するツルハと協力し、マンション内にパン工場とドラッグストアを併設したマンションを建設すると発表しました。
対象となる住人は60歳以上の女性に限定され、パン工場やドラッグストアで働きながら給与をもらい、家賃を支払うことができます。
このような職場付き不動産物件のメリットとデメリットを考えてみましょう。

1.メリット①収入が安定することで、高い入居率が見込める

職場付き物件は、入居者にとって確実な収入を得る手段になります。また、入居者の収入が安定して家賃の滞納がなくなるため、企業が有利な形で経営できるようになります。
労働力人口が徐々に減少する今、企業側が確実に、必要な労働力を維持できるのは大きなメリットです。このように入居側、企業側共に利がある点こそ、職場付き不動産の最大の特徴と言えるでしょう。

2.メリット②職場と家が近く、生活しやすい環境となっている

マンション内に職場が併設されていれば、通勤時間の短縮や通勤環境の大幅な改善につながります。特に高齢者ともなると、自由に体が動かなくなる人も出てくるため、30分を超えるような通勤は大変厳しい方も出てきます。
しかし、マンションの中に職場があれば、階段やエレベーターで通うことができ、通勤時間はわずか数分程度で済みます。さらに、マンション内には医療施設が設けられる予定で、日用品も職場で購入できるようになります。設備が充実したマンション内で毎日の生活がほぼ完結しますので、ある意味、小さな商店街だと言えるかもしれません。

3.デメリット①人間関係のトラブルが発生した時に退去しにくい

職場と家の距離が相対的に近いと、メリットだけではなく、デメリットも当然ながら発生します。人間が多く集まると、どうしても人間関係のトラブルが起こるもの。自分と相性が合わない人が同じマンションの、しかも近隣に住んでいれば、プライベートでも過大なストレスを抱えてしまいます。
ただ、マンション内の職場勤務を辞めてしまえば収入がなくなり、同時に自宅も失ってしまうことになりますので、大きなデメリットと言わざるを得ません。
従って、入居者に職業選択の余地がなければ、そこで働き続け、住み続けるしかありません。

4.デメリット②働けなくなった時に、住み続けることができるのか

そして、人間関係面で問題がなくても、必然的に身体能力が衰え、労働できなくなる高齢者も出てきます。身体能力の低下だけではなく、病気で働けなくなる人も出てくるでしょう。そのような人が出てきた時の経営側の対応に、世間は注目します。
働けないために収入が大幅に減り、賃貸物件に住み続けることができなくなった時、強制的に退去させられてしまうのであれば、入居者が直面するリスクは甚大なものになりかねません。

個人投資家が、このアイデアを実際に真似るのはなかなか難しいことかもしれません。
しかし、例えば、簡単な掃除やゴミ出し、草むしりを担当する管理人に高齢の住人を指名すれば、給金は大した額ではないにせよ、少しでも生活が安定するはずです。
学生向けマンションであれば、賄いを担当してもらうのも良いでしょう。
もし、マンションを購入できるのであれば、コンビニなどの店舗付き物件を購入してオーナーになり、入居者に仕事を提供するのも良手です。
入居者に仕事を提供する物件が、今後は普及するかもしれません。

今後の新しい不動産投資の形として是非、職場付き物件に注目してみてはいかがでしょうか。

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